大野研究室 (生体システム計測・解析研究室)


 本研究室は超音波を用いて対象物の計測,分析,画像化などを行う研究室です。
超音波は光が透過しない物体内部にも浸透するので,人体や不透明な生体組織の
弾性的性質を検出する手段として利用されています。また,周波数を変えることに
よりミクロなレベルからマクロなレベルまで種々のスケールの情報を得ることができ,
非線形効果,表面波,光との相互作用などバラエティに富んだ現象を比較的容易に
起こすことができるなど,研究分野としても大変魅力的です。
  本研究室は,超音波・音響分野において新しい測定法,測定装置を開発し,医療・
福祉への応用や社会インフラの安全性確保など,人類の福祉に貢献できる研究を
行うことを目指しています。


【近年の研究テーマ】

[1]超音波計測・超音波画像
 ・3D造形技術を用いた骨モデルの作製と超音波透過実験
 ・超音波Cスキャン装置による弾性的性質の画像化
 ・超音波の位相共役波の研究と超音波画像への応用

[2]音響・聴覚関係
 ・超音波を用いた視覚障害者支援装置の特性評価
 ・3D造形技術を用いた耳介モデルの作製と受音特性の測定

[3]光と超音波
 ・シュリーレン法による音場可視化
 ・マイクロバブルへの超音波照射効果の光散乱による検出