山口達明・滝口泰之・矢沢勇樹研究室
 

 

 

 


T.研究内容

有機資源化学研究室では、人類の福祉に役立つために、21世紀の化学プロセス(グリーンケミストリー・バイオテクノロジー)を開発し、新規の生理活性のある天然物を見いだすことを目的とし、これらに関する研究を行っています。

 

エネルギーと環境問題解決のために・・・

        活性炭研究:さまざまな有機資源から当研究室が開発したアルカリ賦活法で活性炭を調製し、新しい蓄電材(キャパシター)や天然ガス・水素吸蔵材として活用するための開発研究をしています。

        プラズマ化学研究:メタンにマイクロ波を照射すると高収率でアセチレンを生成することを見出したのをきっかけに、新しい化学反応形態としてプラズマを用いた反応を開発してきました。メタンの液体燃料化・工業原料化、カーボンナノチューブの生成、バイオマスの分解などを研究しています。尾上先生の研究室との共同研究です。

 

食料問題解決のために・・・

        腐植物質研究:乾燥地、アルカリ土壌、酸性土壌のような荒漠化した土壌でも食料が生産できるようにするためにフミン酸やフルボ酸などの土壌有機物質を活用する研究を行っています。千葉県の地下に眠る太古の海水(かん水)から抽出された新規なフルボ酸

が稲の収穫量を40%も向上させることを見いだしました。

        生物窒素固定の研究:ある種の多糖を加えると,根粒菌と共生できないイネなどでも窒素固定菌(根粒バクテリア)が作用することを見いだし、学会で注目され、新聞報道もされました。これを応用して化学肥料を使わない農業(無化学肥料栽培)を目指しています。

 

みんなの健康のために・・・

 プロポリス研究:ミツバチが作るプロポリスの有効成分を超臨界抽出という最新技術を用いて単離・抽出し、医療の分野に利用することを目指しています。

        キトサン研究:多糖であるキトサンの抗菌活性と、単糖のグルコサミンを微生物酸化して得られるグルコサミン酸の生理活性を検討しています。

        グルカン研究:細菌やきのこが生産する多糖の化学構造と免疫に及ぼす影響についての研究をしています。

 

U.研究室の構成と所在地

 有機資源化学研究室は津田沼1号館3階の4室,8号館6階の3室にあります。構成員は表記専任教員のほかに非常勤の矢崎先生,川田先生にも協力していただいています。現在,学位を持つ研究員3名,博士課程院生3名,修士課程院生8名,4年生22名です。

 

V.テーマの決め方とBコースの対応

 4年生は希望を考慮しながら個別にテーマを与える形をとっています。Bコースの卒論は原則として調査研究ですが,Aコースの卒業資格を満たしている場合は実験を伴う研究も行うことができます。

 

W.研究室が期待する学生

 3年までの成績や選択科目はそれほど重視しませんが,資源や環境の問題に興味があり,実験をする努力を惜しまない学生を希望します。大学院へ進学希望の学生も歓迎します。昨年度は5名が千葉工大の大学院へ,2名が他大学の大学院へ進学しました。

 

X.研究会

 当研究室では毎週研究会を行っています。全員の参加を原則とし,修士の学生は毎週,4年生は隔週で研究経過を報告します。

 

Y.その他の研究室の行事

 9月上旬に2泊3日の合宿を行います。4年生は雑誌会(英文の関連論文の紹介)を行います。また,3年生歓迎会,忘年会,お花見など毎年数回の懇親会があります。

  

Z.研究室の見学

 随時対応しますが,あらかじめ,予約を入れていただければ確実にご案内いたします。(滝口047-478-0424)

 

 

[.研究室のホームページ

研究室の詳細は下記のホームページをみてください。

 

http://www.ic.it-chiba.ac.jp/ya/index.html